先月、ちょうどサッカーワールドカップの開催日に我が家の
NENE(猫♀白色)
が16才で天国へ旅立ちました


遠くへ外出したり、よその猫とケンカしてケガをすることもあまりなかったので
もっと長生きをすると思っていたのですが・・・

動物病院から帰って次の日、土曜の朝に長男と二人で南区のお寺に連れていきま
した。
とりあえずお隣の庭に咲いていた花

と車の中にあったぬいぐるみ(だいぶ色あせて
いるミッキーマウス)をいっしょにダンボールに入れて出発

(動物病院のダンボールにはこれから行くお寺の名前が印刷されているのです。
病院からお寺まで段取りはバッチリ

)
受付でまず聞かれたのが
「NENE」ちゃんは「
ひらがなですか?それとも
カタカナですか?」
「えーっと
ひらがなです」
と答え、合同葬の順番を待ちました。
(単独でお骨を持って帰る場合は、料金がもっと高い

)
庭に埋めようかとも思ったのですが、やっぱりそれは断念しました。
本堂では、お坊さんが交代でずーっとお経を読んでいます。
「そちらで、しばらくお待ち下さい」と本堂の横に案内され、そのお経を聞いて
いました。
ねねちゃんが入ったダンボールには、きれいな繻子織の布が掛けられています。
両脇の方々はずーっと、鼻水をすすっておられます

右側の方は箱の中(超豪華なお花がいっしょに入っているのにはビックリ

)
の猫ちゃんの頭をずーっとなでながら、ハンカチ片手に・・

・・。
私はといえば、壁一面に飾ってある亡くなった犬や猫(ウサギ、インコ、ハム
スターまでいる。さすがに爬虫類はいない

)の写真を眺めながら、16才より若く
して亡くなっているのを見て「よし!勝った

」とひとり心の中で意味不明な勝負を
しているのでした

「お待たせしました。それではこちらへどうぞ」と言われ、奥にある別室に案内
されました。
「えっ

合同葬じゃないの

」と思っていると、なんと仏壇

の前にはねねちゃんの
入ったダンボール。(前述のきれいな布が掛けられている)
仏壇?には
「愛猫ねね」と書かれた位牌(もどき)が

そして「ご遺族はこちらへ」と後の席に案内され・・。
しかもお坊さんがねねちゃんのためだけにお経を読んでくれるのです
BUT そのお経の最中にふと仏壇?の中の位牌もどきを見ながら急に思ったの
でした。
「あれっ!
ねねだったっけ?、なんとなく
ネネだったような気もする。
うーんどっちだったっけ

・・・どうしよう

どうしよう
ネネだったら成仏できない~~~

」
悩んでいるうちに係のお姉さんに「お焼香を」と言われ、二人交代でお焼香を
あげました。
お経が終わると、私たち二人にお坊さんがありがた~いお説教までしてくれて、
最後にダンボールの箱にお寺が用意しておいてくれたお花を入れて、お別れと
なりました

夕方、納骨が終わりましたと電話があり、締めて約13,000円也

ここまで丁寧にしてもらえるなら金額的にはOK。家族が揃っているときに連れて
来るべきだったなあとちょっと反省

土曜日だったせいかひっきりなしに犬や猫が連れられてきてました。
この分野はまだまだこれからも色々な可能性がありそうですね

by すみ
